もうすぐ新しい季節が始まりますね。
今年新入生だという方も多いでしょう。
どんな部活やサークルに入るのかを悩んでる方もいるはずです。
もしあなたが少しでも音楽を演奏してみたいと思っているのなら、
ぜひ音楽系の部活に入ってみて下さい。
そこにはあなたと同じ様な気持ちを持った人達がたくさんいるはずです。
きっと仲良くなれるはず。
そして楽しい学校生活があなたを待っていると思います。
そしてもしその中でも
軽音楽部
バンドサークル
ロックバンドを組む集団みたいなもの
にもし興味がある方でしたら、
これから筆者が書く事は少しでも参考になるかも知れません。
これらの部活やサークルに入った時点で
あなたもいわゆる「バンドマン」の仲間入りです。
この記事が少しでも皆さんのバンドマン生活のヒントになれば幸いです。
〜バンドの組み方は大体2種類ある〜
さあ待ちに待った部活、サークルに入った皆さん。
皆さんの部活やサークルはどのような形で「バンド決め」をしていますか?
筆者が高校の時にやっていた部活では、
バンドは基本的に同じメンバーでずっとやる
「固定バンド形式」
大学の時に2つやってたサークルでは
どちらとも定期ライブ毎に新しく組む
「セッションバンド形式」
でした。
名前は勝手に付けてみただけなので気にしないでください。
どちらにも良い点と悪い点がありますが
それはその部活やサークルの運営の仕方なのであまり掘り下げても仕方無いのであまり言及しませんが、
とりあえず両方の制度に共通する部分を軸にして、
あなたの新しいバンドマン生活が円滑にいくやり方を書いてみます。
1.曲決めでワガママになり過ぎないで
部活やサークルでは自分1人で音楽や歌を楽しむのとは違い、
バンド活動は基本的に集団行動です。
他のパートのみんなは
自分以外の楽器の事はよく分からないので、
はっきり言って演奏隊の難易度の事はあまり考えずに
「あれやりたーい!これやりたーい!」
とか
「あれやりたくなーい!これやりたくなーい!」
となってしまいがちです。
まずは他のメンバーのやりたい曲の意見も聞いてあげましょう。
もしどうしても自分のやりたい曲だけやりたかったら、
自分がバンドメンバー集めも全て率先して行いましょう。
実際その方が色々と楽な事も多いです。
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2.演奏隊のレベルも確認してみよう
例えばベースの子が初心者なのに
「東京事変やろう!」とかなると
実は結構厳しいんですよ笑
ボーカルだけ楽しめても他のパートは…
というパターンも結構あるので
「あくまでみんなが演奏できる範囲のレベルの曲」
を選ぶ事が重要となってきます。
「難しい曲も練習だ!」と
チャレンジしたい人には
難しい曲にもぜひチャレンジして頂きたいところですが、
次の定期ライブまでには
最低でも1回も止まらずに演奏できるようにならないと
自分も周りもあまり楽しくないかも知れないですね
初心者用のバンドの曲だけを集めたスコアもあるので
ぜひ参考にしてみてはどうでしょう?
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3.積極的にバンドの為に動いてあげよう
バンドを組んだ後は課題曲を覚えるだけでなく、
色々な雑事をやる必要が出てきます。
練習するスタジオ決めや、
スタジオ練習の予約や日程決めなどもその内の1つです。
そしてそれらの雑事に関しては、
誰かが積極的に動かない限り始まりません。
その場合は、出来る限りその事に気付いたあなたがやってあげると良いでしょう。
このような雑事をこなす事は、
自然と社会に出て役立つスキルアップに繋がります。
ネットで自分達に取って良い環境のスタジオの場所を調べ、
みんなの予定を確認してまとめて連絡をする。
チームの仕事を円滑に進めるスキルとして今後も役立つはずです。
これらの事を積極的にしてあげる事でバンド内のスピード感が高まり、
結果としてバンドのモチベーションが上がると思います。
4.連絡はきちんと返そう
おそらくLINEでバンドのグループを作って連絡を取り合う事になると思いますが、
そこでは連絡事項を伝えてくれた人には
しっかりと返事を返してあげましょう。
既読無視で終わらすのではなく、
「了解です!」とか「おっけー!」とか、
そういうスタンプだけでも良いので
返事をしてあげるだけでもバンド内の雰囲気は良くなります。
5.曲は覚えてこよう
さぁ、バンドで会議をした結果
あなたのバンドで演奏する曲が決まったはずです。
ライブの持ち時間はおそらく20〜30分。
普通の長さの曲なら4〜5曲くらいは出来る時間でしょうか。
ライブはおそらく1〜2ヶ月後に迫っているはずです。
1ヶ月で4曲というパターンだと結構大変なんですが、
そこは頑張って覚えるしかありません。
ここでその「頑張る」を省略してしまうと、
その後のスタジオ練習の雰囲気が大変な事になってしまいます。
スタジオ練習の時に楽譜を見ながら
きちんとみんなに合わせて演奏できる人なんていうのは
既にそれなりに音楽経験がある人じゃないと上手くはいきません。
大抵がその場で止まってしまって、
「もう一度始めから…」なんて事になりかねません。
さらに他のみんながしっかり覚えてきてるのに
自分だけ「覚えてきてません…」
といった状況になってしまうと、
バンドメンバーみんなからの
あなたへの信頼が失われてしまいますし、
バンド全体のモチベーションが下がってしまい、
結果として楽しくライブが出来なくなってしまいます。
あなたが
「ミスしちゃう」
「まだ上手く弾けない」
くらいなら全く問題はありません。
これから残りの時間でじっくり身体に覚え込ませていけば良いのです。
しかしあなたが
「覚えてません。」
「忙しくて出来ませんでした。」
というのは話が違ってきてしまいます。
それはみんなとの大切な約束を破ってしまっているという事なのですから。
なので最低限、曲を通して弾けるようにはしてきましょう。
〜考えてみれば当たり前のこと〜
みなさんから見てキラキラ輝いて見える「バンド」という存在も、
わかりやすく言えば「チーム」「集団行動」という事なのです。
集団行動をする上で大事な事、
チームとして前に進むための事を
メンバー1人1人が意識して行うだけで
必然的に「良いバンド」になってくるのではないでしょうか。
〜「めんどくさい」で行動しないと
後々めんどくさい事になる〜
筆者が結構前に見た事のある
どなたかのブログで書いてあった事なのですが、
自分が遅刻癖を直せた理由は
自分が遅刻すると急いだり走ったりして疲れるし、
何よりその後の「申し訳ない」という空気が一番つらい。
という事に気付いたからだ。
といった内容でした。
完全に寝坊してしまった場合なら
もう平謝りするしかありませんが、
家を5〜10分だけ早く出れば解決するような問題なら
その方が気持ち的にも肉体的にも楽で良いですよね。
LINEの返信なども、
たった一言その場で返信する習慣をつければ
それだけで周りからのあなたの評価が落ちにくくなるのですから
ある意味これほど楽な事はありません。
曲を覚えてくる、身体に入れてくる作業も
それをしてこないでバンド練習に参加して
「お前のせいで練習が進まない…」
という空気にさらされるのは、
筆者は1度だけで十分でした…(震え)
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終わりに
いかがでしたでしょうか。
「音楽は音を楽しむもの」
とはよく言いますが
少なくとも部活やサークルでは
「バンドはみんなで楽しむもの」
なのだと思います。
ですがミュージシャンというのは
良くも悪くもついつい自分の事だけに集中してしまいがちです。
自分だけが楽しむのはひとまずステージの上だけにしておき、
それ以外の場所ではみんなで楽しむために行動してあげるのが
「バンドの活動」といった面では上手くいくのかも知れませんね。
ではありがとうございました。
またお越しくださいませ。