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いらっしゃいませ。
今回はギタリストのあなたがスタジオやライブで「抜ける音」を出すための方法を
筆者の経験を交えてご紹介したいと思います。
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そもそも「抜ける音」って何?

よくバンドマン達の間で交わされる「抜ける音」という言葉ですが、
これはロック系のバンドなどがとても大きい音で演奏している時に
その爆音の中でも各パートが何を弾いているかをしっかりと把握できるような音のことを言います。
対義語は「埋もれる音」とよく言いますね。
そしてこの「抜ける音」を意識して音作りが出来ないと
あなたがせっかく素晴らしいギターテクニックをお客さんに聞かせているつもりでも
残念ながら全くギターの音が聞こえてなかった、ということになりかねません。
つまり「抜ける音」とは
あなたが演奏しているギターの音やニュアンスを限りなく100パーセントに近付けてお客さんに聞かせるためのテクニックの1つなのです。
ぜひ体得してあなたのギタリストライフを充実させてみてください。
では1つずつ紹介させていただきます。

1.歪ませすぎない

これは思い当たる方も多いかと思います。
エフェクターやアンプで「Drive」「Gain」を上げすぎていて
ギターだけで聞くとカッコ良く聞こえるのですが、
バンドで音を合わせた時に何を弾いているか全くわからない…。
そして聞こえないからとアンプの音量を上げて、ハウリングする…。
こんな経験はありませんでしょうか?
実はギターやベースの音というのは
歪ませれば歪ますほど「抜けにくく」なってきます。
もっとわかりやすく言えば
「一番抜ける音」は「クリーン音」であると言っても過言ではありません。
ですがクリーンすぎる音だとロックな感じがしない…という事で

歪みの量はある程度調整しなくてはなりません。
ではしっかりと歪んでロックな音をさせながら抜けの良い音とは
どれくらいの音をいうのでしょうか?
まずは簡単に、歪みの量を時計で見て3〜4時間ほど減らしてみるのはどうでしょうか?
もしあなたがアンプやエフェクターで「Drive」や「Gain」を3時くらいに設定しているなら11時〜12時くらい。
5時くらいに設定しているなら1時くらいでも充分かも知れません。
その上でもう一度ギターを鳴らしてみるとわかると思いますが、
思ったより十分に歪んでいると思いませんか?
しかも音の分離が良くなり、余分なノイズが減った気はしてきませんか?
実はそれは気のせいではないのです。

これを経験すると
思ったより歪みの量が少なくてもロックできる!」と気づけると思います。

むしろ歪みはなるべく少ない方が、
弦が1本1本響く感覚やコードの分離感。

さらにはピッキングのニュアンスによる歪みのコントロールまでもができるので
お得な事が多いのです。
これはラウドやメタルなどといった更に激しい音楽の世界でも共通すると思います。
BABYMETALのギタリストなどでも知られる「大村孝佳」さんなども、
昔に雑誌のインタビューで
「(専門学校の)先生に歪みを少なくしてピッキングを強くすることで、ノイズが少なく抜ける音を出せると教わった
という旨の事をおっしゃっていた記憶があります。
(2005年10月号のGIGSだったと思います。)
以上の事から、
ギターの歪みの量は最低限に抑えておくのが良い
と言えるのではないでしょうか。
またシンプルにバンドの中で音量が大きいと抜けて聞こえてきますので

イントロやソロなどリードギターが前に出てくる場面では
ブースターなどのエフェクターで音量を上げるのも良いでしょう。

おすすめのブースターはこちらです↓

圧倒的に値段が安いうえに優秀なブースターとして一目置かれています。

またポップで独特なデザインも人気の理由の一つです。

Effects Bakeryはすべてこの値段と高いクオリティですので
お試しに買っても決して損はしない優秀なエフェクターメーカーです。

MXR ( エムエックスアール ) / M133 Microamp ギタープリアンプ

クリーンブースターの定番として長く人気を博している名機です。

ブースターとしてだけでもなくプリアンプとして常にONにしっぱなしでも音が太くなりますので

ツマミは1つとシンプルですが非常に使い勝手の幅が広いエフェクターです。

2.EQでmiddleを適切なバランスに保つ

ギターを家で1人で弾いている時、
小さなアンプやヘッドホンだけで自分の弾いている音にロックを感じるのは少し難しいかもしれません。
そこであなたは色々アンプのEQやアンプシミューレーのプリセットなどをいじってみて気付くかと思います。
「アンプのEQのミドルを下げて、ベースとトレブルを上げるととてもロックだ!」
または
「とてもハイゲインなアンプシミューレーターのプリセットはとてもロックだ!」
このような感じでしょうか。
たしかに筆者も経験があるのでよく分かりますが、
練習用のの小さなコンボアンプ(筆者はGrecoのギター兼ベースアンプでした)を使っていましたが、
たしかにEQのミドルは0、トレブルやベースはフルにした方がクリアかつロックな音で非常に気に入っていたのを覚えています。
とてもハイゲインなアンプシミューレーターのプリセットにすると、フレットに触るだけで音が出る上に
そこから更にミドルを下げることで唸るような重低音を楽しむことが出来るので
筆者もそれが気に入って家ではその設定でばかり弾いていました。
ですがいざそのEQの設定をバンド練習に持ち込むと、
音が埋もれるばかりで何を弾いているのかわかりません。
おまけにボーボーとしたベースよりも低い低音がギターアンプから出ていて他の楽器の音を邪魔するばかりだけでなく、
歪み過ぎているせいか常にハウリングを起こしているような状態で
まともに演奏できたものではありませんでした。
そして筆者はこの時に気付いたのです。
アンプのEQの設定や歪みの量は、家でセッティングしたものでは意味が無いんだ」と。
これには理由があります。
まずは練習用の小さなアンプの場合、実際にライブで使うアンプよりも
スピーカーが小さい
という事です。
実際にライブで使うようなアンプに使われるスピーカーのサイズは、
ほとんどの場合が12インチなのですが
あなたや僕が家で使っているアンプは6.5〜8インチ、大きくても10インチの場合がほとんどです。
もしよければ説明書などを見てみてください。
ほんの少しの差だと思うかも知れませんが、
このスピーカーのサイズの違いがあなたのギターの音に及ぼす影響はとても大きいのです。
スピーカーのサイズが大きくなればなるほど低音が豊かになり音圧も上がります。
スピーカーのサイズが小さければ小さいほど低音がスカスカになるので、エフェクターの方で低音を足さなければならなくなります。
そして小さいスピーカーでは低音が出ない分、中域が大きく出がちです。
これが場合によっては少しコモりがちな音に聞こえる事もあります。
なのでエフェクターの方でミッドを下げて聞き心地の良いサラサラした音質を求めようとしてしまいます。
さらに音圧も足りなく感じるので、歪みの量も上げがちになります。
その結果、
実際にスタジオのアンプで音を出す時に歪ませ過ぎたり低音が上がり過ぎたりして音が埋もれがちになるという結果になるのです。
なのでスタジオ練習では
あなたが家で作ってきた音の設定をそのまま適用するのではなく、その場で適切な設定を作れるように心掛けた方が良いと思います。
そしてEQの設定は極端にし過ぎず全てを12時にして、そこから必要な分を少しずつ足し引きしていきましょう。
大体12時から±2時くらいで良いと思います。
ギターで簡単に抜ける音を出す場合にはmiddleを15時くらいまでにすると、かなり太めの音を出す事ができると思います。
ちなみに筆者は家の練習用とスタジオ練習用の機材は別にしています
そうすると同じ機材で設定をいちいち変えたり、
スタジオの時にいちいち家で機材をまとめたり足したりする手間が省けるのでラクです。

また、コンパクトエフェクターの「イコライザー」で中域の音を補正するという手もあります。

以下はおすすめのイコライザーです。

BEHRINGER ( ベリンガー ) / EQ700 Graphic Equalizer 7バンドグラフィックイコライザー

値段は圧倒的に安いですがギターに必要な帯域をピンポイントで補正できるイコライザーです。

100Hz辺りはカット(必要なら)、800Hzと1.6kHzブースト(必要な分だけ)の方向で調整すると抜けがよくなると思います。

【関連記事】
ギターの抜けが良くなる!使えるEQ(イコライザー)エフェクター3選

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3.弦をしっかり鳴らしながら弾く

ギターという楽器は他の楽器に比べて
とても鳴らしやすい楽器の1つだと言えます。
例えば似たような楽器でもベースの場合には弦一本一本でも太さによる音量のバランスが悪いので、
コンプレッサー(音量を均一にするエフェクター)が発達しました。
ギターの場合は弦一本一本の音量差は少ないですし、さらに歪ませるとその原理上ギターの音が潰れて音量は均一化します。
なのでついつい軽視しがちなのが、

ギターの弦をしっかり鳴らすように弾いているかどうか
という事です。
筆者はDTMをするのでその影響を多く感じる事が多いのですが、
 全く同じ設定のエフェクターを使っていても、
昼に弾いた時と夜に弾いた時では質感が全く違いました。
これは昼間に音量を気にせずに思いっきりギターを弾いた事と、
夜間に周りに配慮して、遠慮しながらギターを弾いた事の差が出たという事になります。
さらに具体的にどう違っていたのかというと、
昼間にしっかりと弾いた方は音量も十分で歪み量も問題がなかったのに対し、
夜に周りを気にしながら弾いた音では音量が少なく、歪みの量も物足りなく感じたのです。
ここからわかる事は、
ギターを弾く時の強さで音量や歪みの強さは調整が出来る(変わってしまう)
という事です。
これは理解した上でうまく使いこなせるととても有効ですが、
知らない場合には大きなデメリットになってしまう場合があります。
はじめに言ったようにギターという楽器は簡単に安定した音量が出せてしまうかわりに、
人によってはとても弱弱しく弾きがちなのです。
ですがあまりに弱く弾いてしまうと、
しっかり弾いている人と比べて歪みやボリュームの目盛りを上げなければいけなくなります。
そして「1.歪ませすぎない」でお話ししたように
歪み量を多くすればするほど表現の幅が狭くなってしまうので、
歪んだ音をカッコよく出したい時にはなるべくしっかりと弦を一本一本しっかりと鳴らすように意識して弾いてみましょう。
そして歪み量を減らしたい場合には優しく弾いてみるようにすると、
全く同じ設定でもオーバードライブ〜クランチくらいまでは使い分ける事が可能になります。
そうする事で強く弾く時には音量もしっかりと確保され、
音にメリハリが生まれ結果として抜けた音が出せるようになります。
またピックの厚さでも音の太さが変わりますのでいろいろな厚さを試してみるのも良いと思います。

以下筆者おすすめのピックです↓

V-PICKS ( ブイピック ) / V-TR Tradition Guitar Pick

他のピックよりも圧倒的に分厚い2.75mmというサイズで
いくら弾き込んでもほとんど削れない耐久性を持ち
単音弾きの一音一音が非常に太くなります。

アクリルという硬すぎる材質ゆえに高音が少しピーキーになりがちなので
斜めに当てずにまっすぐに弦に当てる慣れが必要なピックでもあります。

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おわりに

いかがでしたでしょうか。
ギターという楽器は様々な音を自由自在に作れる代わりに、
音のバランスを無視してしまいがちになります。
もし音作りで悩んだ時には、一度基本に立ち返りフラットな音作りを心掛けてみると良いかと思います。
あなたがスタジオで抜けの良いギターの音で演奏出来ること願っています。
それではありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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