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いらっしゃいませ。
今回は家で練習するドラマーの方たち全てにオススメの防振対策の
「タイヤふにゃふにゃシステム」をご紹介したいと思います。

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・タイヤふにゃふにゃ…え、何それ?

このシステムの概要を簡単に説明しますと、
自転車のタイヤなどの振動を吸収する素材を下に敷き、
 
ドラム(主に電子ドラム)を叩く時の振動を軽減することで
アパートやマンション、または実家の2階などでも周りを気にせず叩ける事を目指していこう!
というシステムです。

・どうやるの?

構造自体は非常にシンプルで、
下から
1.自転車のタイヤ(または振動をよく吸収するバランスディスクやシーリング材など)

2.お風呂マット(または程よく振動を吸収するウレタンマットなどの板状のもの)

3.ベニヤ板(または電子ドラムを安定して置ける固い板状のもの)

4.電子ドラム(またはトレーニングパッドなど実際に叩くもの)

基本的にはこの組み合わせで電子ドラムの床下への振動を軽減していきます。
(2.に関しては様々な材を組み合わせて何層にも重ねる場合が多いです。)
簡単なシステムですが効果は抜群です。
このシステムをやるとやらないでは大きな差があります。

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・誰が作ったの?

こちらのシステムは
a4tq」さんという方が開発したものらしく、
DRUMMER JAPANさんに詳しい記事が載っています。
 
さらにこの記事を見た方がそれぞれ独自に様々なアレンジを加え
コストパフォーマンスを良くしたり手軽に作成出来るようにしたりと手が加えられています。
その中の一部をご紹介させて頂きます。

シーリング材を使用したコストパフォーマンス重視の簡易システム

・実際どう?

筆者も導入していますが、かなりの効果を感じています。
今年(2017/1頃)から始めましたが、今のところ苦情は来ていません

・なにか注意点ある?

一見完璧なシステムに見えますが、
いくつか必ず守りたい注意点が存在します。
1.振動は軽減できても打音は軽減できない。
タイヤふにゃふにゃシステムでは
壁や階下への電子ドラムを叩く事による振動は軽減できますが、
パッドを叩く音そのものは軽減できません
電子ドラムといえども決して完璧な消音性があるわけではないので、
振動というよりも打音のうるささで苦情が来る例もあると聞きます。
 ですので電子ドラムの反応が悪くならない程度にタオルを被せるなどの工夫が必要になって来る場合があると筆者は考えます。
筆者も電子ドラムですがドラム音源は使用していなく練習パッドとして使っていますので、
がっつりタオルを被せる事でアタック音を軽減するようにしています。
2.叩く時間帯に気をつける。
いくらバッチリな防音対策をしている場所でも、
夜の非常に遅い時間に好き放題ドンパンドンパンやってしまうと
いくら「タイヤふにゃふにゃシステム」でも効果を発揮できません。
全ての防音対策について言えることですが、
100%の防音は不可能に近い
と共に、
そもそもほとんどの防音対策自体が生活音レベルに抑えることが前提
という事を理解して頂く必要があると思います。
ですのでなるべく他の住人の方も普通に音を出して生活している時間帯に演奏する事が重要になってくるかと思います。
筆者の場合ですと12〜18時の間の1〜2時間だけ叩くという事を目安にしていますが
江古田などの周りが音を出す事に対して寛容な場所では22時まで可能という場合もありますので、
あなたの住んでいる環境などにより可能な時間は変動すると思います。
3.結局は周りの理解も必要になる。
こちらがいくら考えて様々な防振対策をしたとしても、
残念ながら周りの方々がそれに対してどのように反応するかで
あなたが電子ドラムを叩けるかどうかは決まってきてしまいます。
いくら叩いても気にならない(気付かない)方もいらっしゃいますし、
ほんの少し音がしただけでも過敏に反応してしまう方がいらっしゃるのも事実です。
筆者の場合(リスクがあるのであまりオススメ出来ませんが)真下の部屋の方とたまたま顔を合わせた時に少し事情をお話しし、
一応のご理解を頂いた事はあります。
ですがそれでもいつでも音を出しても良いというわけではなく、
「こちらも配慮させて頂くのでご容赦下さい」というレベルの話ですので
結局は時間帯や叩く時間に気を使う事に代わりはありません。
ですので周りの環境と運に左右されてしまう面がある事もご理解が必要かと思います。


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・まとめ

今回ご紹介させて頂いた
タイヤふにゃふにゃシステム」といえば
ドラマーの間でもかなり有名なシステムであると筆者は考えていましたが、
あまり防音対策についてネットで検索をする習慣がない人達の間では
未だにあまり知られていないのが実情のようです。
ですので既にネットでは多数の記事が出回っているこのシステムですが、
改めて記事を書かせて頂きました。
最後にこの「タイヤふにゃふにゃシステム」を発明して頂いた「a4tq」さんに多大な感謝を。
それではありがとうございました。
またお越しくださいませ。
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