いらっしゃいませ。
今回はあなたが宅録を始める時に必要な
録音用のマイクのご紹介をさせていただきたいと思います。
録音用のマイクのご紹介をさせていただきたいと思います。
どんなマイクがあるの?
大きく分けて「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」という2タイプの物が存在します。
他にもオーディオインターフェース抜きでPCのマイク端子に直接差して使える「Skypeマイク」などがありますが、
どうしても音質的にレベルが高いといえる物は無いと筆者は考えますので、恐縮ではありますが除外させていただきます。
スポンサーリンク
どんな違いがあるの?
ダイナミックマイクとは電源がいらず、ミキサーやアンプなどに直接繋いで音が出る代わりに感度が低く、音域もレンジが狭くなりがちですが、
比較的安価でシンプルな構造上、比較的壊れにくいのが特徴です。
ライブハウスやリハーサルスタジオなどで広く使われています。
コンデンサーマイクとはファンタム電源という電源供給が必要で
ファンタム電源が付いていないミキサーやオーディオインターフェースなどからは音を出すことが出来ませんが、
比較的感度が高く音質も良く、音域のレンジも広く繊細な音まで拾えます。
ですが比較的値段は高めで、構造上あまり衝撃に弱く壊れやすいです。
なのでレコーディングスタジオなどで多く用いられています。
理屈は良いから音の違いを教えてよ!
では僭越ながら筆者の歌った音源で比較してみたいと思います。
ほんと僭越ながら。
・ダイナミックマイク
まずはダイナミックマイクから聞いてみましょう。
使用するのは筆者愛用のAudixのOM5というマイクです。
・コンデンサーマイク
では次はコンデンサーマイクを聞いてみましょう。
使用するのは筆者が泣く泣く妥協で買ったけど、使ってみたら全然使えるから今でも頑張ってもらっている
MXL社のMXL770です。
最後におまけで最近買ったCLSSIC PROのCM5という1000円ほどのマイクです。
こちらのブログで紹介されていた改造を施しています。
「禁断!「激安マイク CM5 の定番化改造」を材料費0円で」
違いがお分かりになりましたでしょうか?
あとなんか言っときたいことある?
マイクを買う時に必要になる他の機材をご紹介します。
・ポップガード
あなたの歌声を綺麗に録音するために
とても重要なアイテムの1つです。
マイクに息が直接当たって「ボフッ」という音が鳴るのを防いでくれます。
これにより、
せっかくあなたが
「良いテイクで歌えたのにノイズが入ってしまって歌い直さなくてはいけない…」
などといったトラブルが防げるようになり、
さらにマイクにさらに近づいて歌えるようになるので
より迫力のある声で録音できるようになります。
買うのはCLASSIC PROなど、最初はそんなに高いものでなくても構いません。
・マイクシールド
マイクとオーディオインターフェースを繋ぐケーブルです。
CANAREなど、最初はそんなに高いものでなくても構いません。
ですが5mで500円以下の物はさすがに音質やノイズが出てしまうかもしれません。
5mで2000円前後ほどの物が良いと思います。
・マイクスタンド
マイクを手で持たずにスタンドに付ける事で、
ハンドリングノイズ(マイクを触った時に出る「ガサゴソ」といった音)を無くし、
口元からマイクへの距離も一定に保てることで、
安定した音量で歌うことが可能になります。
買うのはK&Mなど、最初はそんなに高いものでなくても構いません。
なるべくなら立って歌った方が安定して歌えるので、
机の上に置くタイプではなく
スタジオにあるような長いマイクスタンドの方が良いかと筆者は考えます。
おわりに
筆者的には音質面や繊細さを考慮すると、
宅録で使うマイクにはコンデンサーマイクが適していると感じます。
ですが周りのノイズや環境音を拾ってまう事を考えると、
周りで歪んだエレキギターがガチャガチャとなっている音楽の場合にはあまり気になりませんが、
静かな曲や弾き語りなどをする場合には周りの音への配慮が必要になります。
具体的にはテレビを消して窓も閉めて、エアコンや扇風機を切るなどです。
それでも周りの環境の音がうるさいと感じられる場合には、
指向性の高い「超単一指向性のダイナミックマイク」を導入してみるのも良いかもしれません。
指向性とは、マイクが音を拾う範囲のことを指します。
つまり超単一指向性のダイナミックマイクの場合、正面からの音は良く拾いますが、それ以外の方向からの音はかなり拾いにくいといった特性になるのです。
このようにあなたの環境に合わせてマイクをチョイスしてみるのも良いと思います。
まずはあなたに出来る予算で機材を選んで良いと思います。
ではありがとうございました。
またお越しくださいませ。