いらっしゃいませ。
前回からのシリーズものとして、
筆者が実際にミックスをしている時の手法を少しご紹介したいと思います。
今回はベースについて、筆者的に良い音とは何か、
どうすれば良い音になるのかなど思っている事を書いていきたいと思います。
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・ベースの音の方向性
基本的に筆者のミックスの場合、
ギターとドラムがガッツリと前に出るように音作りをします。
そしてベースはその間を縫うように音作りをしていきますので、
最終的な調整がいつも難しい楽器だと感じています。
さらにベースが指弾きかピック弾きかでも
ベースの録り音に含まれる成分が変わってくると感じますので
ミックスをする上ではかなり臨機応変な音作りが要求されるかと思います。
・指弾きの場合の音作り
指弾きの場合、かなり広い範囲の低域を含んでいますので
筆者の場合はキックの低音部分よりも少し低い帯域も残すようにしています。
そうする事でキックとの絡みが良くなる気がしています。
さらに指弾きは200〜300Hz辺りの中低域も豊富に含んでいますので、
総じてバランスの良いミックスがしやすいと感じます。
この動画で参加してもらっているベーシストの方も指弾きですが、
低音成分がしっかりと出ているので非常にミックスしやすかったです。
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・ピック弾きの場合の音作り
ピック弾きの場合、
800〜2kHz辺りのアタックの成分を多く含んでいますので、
その帯域はキックのアタック成分に絡むようにしっかりと出していきます。
ですが不要な低域や余分な低域が出やすい気もするので、
100Hz以下はカットし、
200〜300Hz辺りはブーストします。
500Hz辺りは必要に応じてカットしますが、
あまり過剰にカットするとボワついた低域しか残らないのでカットのし過ぎに注意しています。
・ベースはマイク録りかライン録りか
ベースはマイク録りでも迫力の低音が録れますが、
綺麗な録音、ミックスのしやすい録音にはテクニックが必要なように感じます。
ですので本格的なレコーディングの現場でも、
プリアンプを通してのライン録りのパターンが定番化しています。
特にTECH21のSansampは古くからプロの現場で活躍してきました。
さらに最近ではZOOMのB3nもかなり高音質なプリアンプやアンプシミュレーターを搭載していますので、
この1台でレコーディングしてしまうのもおススメです。
特に先ほど書いたSansampのシミュレーターが非常に良い音がします。
さらにB3n内蔵のAmpegのアンプシミュレーターを通せば、
マイク録りした音にかなり近くなるように筆者は感じます。
TECH21 ( テック21 ) / Sansamp(サンズアンプ)/Bass Driver DI V2 

ZOOM ( ズーム ) / B3n

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・おわりに
いかがでしたでしょうか。
次回はシリーズの最終回。
ボーカルの音作りについて書いていきたいと思います。
それではありがとうございました。
またお越しくださいませ。

 
                     
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