いらっしゃいませ。
今回は筆者が実際に電子ドラムを買って良かったと思った事を
5つの項目に分けてお話しできたらと思います。
もちろんメリットだけではないので
デメリットも3点ほど挙げてご紹介します。
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・筆者の電子ドラム遍歴
筆者は一度中古で2万円ほどの安い電子ドラムを購入しましたが
ハイハットの反応が悪すぎて叩いて15分ほどでお蔵入りになってしまいました。
その後はその電子ドラムを配線を繋がずに練習パッドとして使っていましたが、
やはり全く音が出ないという状態ではしっかりとしたドラムの練習にはなりません。
結局半年ほどでその電子ドラム自体も叩くのが嫌になってしまい、
なるべくリアルな電子ドラムがないかと探したときに見つけたのが
ATV aDrumsでした。
最初の電子ドラムの経験もあり
とにかくリアルを追求した電子ドラムを探していた筆者には
ATV aDrumsは理想の電子ドラムでした。
漢の48回ローン払いでしたがその価値はあったと今でも納得のいく買い物でした。
そして本格的な電子ドラムを使い始めた結果、
様々なメリットが得られました。
それがこちらです。↓
1.1日10分でも毎日触れる→モチベーションが爆上がりする
「やる気とは起こすものではなくやると起きるものだ」という言葉がありますが、
例えば1週間に1回3時間個人練習やレッスンでドラムを叩くだけよりも
1日10分でも触れる時に好きなタイミングで毎日ドラムを触っている方が
ドラムに対して考えている時間が長く取れるので
結果としてドラムに対してのモチベーションが爆上がりすると筆者は感じます。
筆者の場合はATV aDrumsを購入してから確実にドラムに対してのモチベーションは爆上がりしました。
今では毎日ドラムを叩くのが楽しみで仕方ありません。
ATV ( エーティーヴイ ) / aDrums artist Standard Set
2.叩こうと思った瞬間に叩ける→モチベーションが上がる
またモチベーションの話にはなりますが、
個人練習をしにスタジオに通う事と
家でドラムを叩こうと思った瞬間に叩ける環境とでは
ドラムを叩こうと思ってから叩くまでの時間にかなりの差があります。
さらにドラムの個人練習に向かう場合は
個人練習の日程の調整
スタジオの前日に予約の電話
機材の準備
スタジオへの移動と交通費
スタジオ代の支払い
といった行程を経てようやくドラムを叩けるようになります。
もちろん生ドラムの方が圧倒的にフィーリングや音色の表現力に違いがありますが
今では家でも十分に練習として使える電子ドラムが登場していますので
自宅で叩きたいと思った時にすぐに無料でドラムが叩ける環境というのは
ドラマーとしても非常に重要であると筆者は感じます。
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3.自宅でのドラム録音(レコーディング)ができる
電子ドラムがあれば
バンドでデモ音源を作る時にもすぐにドラムを叩いて録音が出来ます。
また良い電子ドラム(音源)であれば
そのままレコーディングをして本番テイクとして使うことも可能です。
ドラムの叩いてみた動画(演奏してみた)などを作成する際にも
スタジオに入ったりと経費をかけずにその場で録ることが出来ます。
【関連記事】
[電子ドラム]格安で叩いてみた動画を作る方法を2つ紹介します[簡単録音]
4.一度買ってしまえばとにかく無料で練習できる
金銭面の事に関してはミュージシャンにとってはとても重要なことです。
例えば17万円前後の電子ドラムセットを買ったとします(ATV EXS-3やRoland TD-17等)。
もし仮にあなたが毎週スタジオに入ったとして
1時間¥500で2時間プラス交通費が往復¥500として
2時間のスタジオ練習で¥1500です。
月額に換算すると¥6000になります。
この場合は電子ドラムが¥170000だとして28ヶ月で元を取れる計算になりますが
仮に週に3回でも家で電子ドラムを叩けば、
叩いたのが10分でもスタジオでは1時間料金¥500プラス交通費¥500=¥1000のコストになり
さらにそれを3日分で¥3000分あなたは得をした事になります。
月額で換算すると¥12000です。
これなら1年と2ヶ月で元が取れる計算になります。
つまり週に3回10分でも電子ドラムを叩いているだけでも
実際スタジオに行って同じような事をした場合とはかなり金額の差が出てきます。
もちろんこれは非常にシンプルな計算なので実際はこのようにいくわけではありませんが、
それほどスタジオで個人練習をするということにコストがかかるという事と
電子ドラムをいつでも叩けるだけでコストの削減になるという事は伝わるかと思います。
注意点としては
あまりに安い電子ドラムでは音質が悪くそもそも練習にならないという事が挙げられますので
筆者としては上記のATV EXSシリーズや
Roland TD17KVSなどの値段帯での電子ドラムの購入を推奨します。
Addictive DrumsやBFD、Superior Drummerなど
プロ御用達のドラム音源も使えますので
仮に電子ドラム自体のサウンドがそんなに良くなくても
こういったドラム音源と繋ぐことで素晴らしいサウンドを鳴らすことが出来ます。
TOONTRACK ( トゥーントラック ) / SUPERIOR DRUMMER 3 ソフトウェア・ドラム音源
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3
6.初期購入費用が高い
それなりに良い電子ドラムを買おうとすると
上でも例に挙げましたが17万円ほどかかる場合もあります。
ギターやベースでいうとミドルクラスの楽器の値段なのでそんなに高くは感じないかもしれませんが、
1〜3万ほどの楽器やハードウェアをいくつも買う事の多いドラマーにとっては
1つの楽器に17万円というのはとても高く感じるかもしれません。
ですが例えばですがローンで購入すれば
毎月¥7000を24ヶ月(2年)で完済できますし
学生なら自分でアルバイトをし7万円貯めて
親御さんにお願いして10万円出してもらう…という手もあると思います。
どちらにしろ購入出来ればドラマーにとってかなり良い環境になることは間違いないと筆者は考えますので、
ぜひ思い切って良い電子ドラムの購入を検討してみては如何でしょうか?
7.完全に生ドラムと同じわけではない
非常に使い勝手の良く魅力的な電子ドラムですが
メッシュパッドやゴムパッドの叩いた際のスティックの跳ね返りの良さなどは
実際のドラムの沈み込む感触とはまた少し違ったように感じてしまうと思います。
そういった問題を軽減する方法も筆者の方で考えましたので、
8.住宅環境によっては利用できない(DIY必須)
電子ドラムは実際の生ドラムよりも限りなく小さい音で鳴るように作られていますが
実際に自宅で叩くとなると意外と気になる音量になってしまうのも事実です。
特にキック(バスドラム)を踏む時の振動は、
例えアパートの1階でもアパート中に響いてしまうこともあるほど強力です。
この対策としては「タイヤふにゃふにゃシステム」という
また叩く時間帯もアパートやマンションなどの集合住宅では配慮が必要になります。
また壁の薄い部屋の場合は防音材などを壁に貼り付けて対策をすると
かなりの防音が可能だと思います。
ですのである程度の環境を自分で作らないといけないという面では
電子ドラムの導入にはある程度のハードルがあるのは確かです。
一人暮らしの場合はある程度の防音や防音対策ができる環境に引っ越したり
実家の場合は家族の了承なども必要になるでしょう。
いずれにしろ時間帯、防音対策などしっかりと自分にできる防音対策を立てる事ができれば
電子ドラムの導入も非常にスムーズになると筆者は考えます。
ちなみに筆者の場合、
電子ドラムを叩くのは10〜17時までと決め
タイヤふにゃふにゃシステムの導入などで電子ドラムや練習パッドを使用していますが苦情などもなく利用できています。
いかがでしたでしょうか。
日本ではその住宅環境の事情から
電子ドラムが世界で最も普及しています。
またそれに伴い技術的な進歩も日本のメーカーが世界トップクラスであると言っても過言ではありません。
ぜひドラマーの方には世界レベルの電子ドラムを導入しその素晴らしさを体感してもらいたいと思います。
それではありがとうございました。
またお越しくださいませ。